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2013-01-12(Sat)

イエローナイフの歩き方

yellowknifeairport.jpg
イエローナイフはオーロラが見える町として有名。


だけど、どうやって旅行すればいいか、検索しても「オーロラビレッジ」と「オーロラ情報局」いうサイトばかり引っかかって、ツアー会社に丸め込まれるのではないかと思った。


必要なのは

1.航空券
2.ツアー
3.ホテル


冬のイエローナイフは他の旅行と違って、ツアーに頼らないと殆ど何も出来ない。

結局、丸め込まれた方が良いという結論ではある。

ツアーの出発場所が限定されることもあるので、ホテルの前にツアーを決めるべき。
(これがわからずに徒労することに。)


DSC_1254.jpg
目的はただ一つ、暗い場所でオーロラの夜空を見上げることである。


2012年12月26日〜31日に行ってきたので参考に。



1.航空券

イエローナイフへは、バンクーバー、カルガリー、エドモントンからWestjet、Canadian North、Air Canadaという航空会社が就航している。

まず日本からこれらを目的地として、乗り継ぎ便を探す事になる。

(僕はデルタ航空のシアトル経由エドモントン行きを10月に取った。エクスペディアで航空券6万円、燃油付加運賃5万円の計11万円)。

Air Canadaはカナダ全域を網羅し、便利な時間に多く飛んでいるが、やはり高い。

日本語のツアーに参加するなら、ホテル集合時間が20:30であることが多い。

英語ツアーなら22:00集合。冬場は遅延も多々あるので、間に合うように到着したい。

ツアーに参加していれば、空港までお迎えが来ている。
(飛行機の遅延ならツアー会社は待っててくれるらしい。)

バンクーバーからイエローナイフに向かう便は、途中エドモントンに着陸してもう一度飛ぶことになる。
(飛行機に乗ったまま待つ)


IMG_5085.jpg
空港にCanadian North機で21:45に到着したが、タクシーが3台ほど停まっていたので、宿泊予定のホテルを言えば送ってくれる。(ダウンタウンまで15分強、およそ15〜20ドル。)



IMG_5195.jpg
イエローナイフ空港にはHertzレンタカーの窓口がある。

ツアーに参加せず、自分たちであちこち回るならここで車を借りるのもよし。

借りるには日本からの国外運転免許証が必須。
雪は少ないが、完全に氷結した雪道であることと、山奥に入って行くので遭難注意(GPS必須)。
氷点下30℃以下の山に入るなら、車にトラブルが発生したときの備え(防寒着)も必要。



2.ツアー

これが一番よくわからなかったので、何も申し込まずに乗り込んだ。

イエローナイフの町でもオーロラを見る事は出来るが、オーロラ観察は少しの光でも邪魔になる。

市街地でも強いオーロラなら眺める事は出来るが、写真の画になる場所はなかなかない。

灯りが無くてある程度広い場所。ダウンタウンなら市役所横か反対の運動公園か。タクシーでオールドタウンへ行くか。それでもオーロラを眺めるポイントではない。

雑木林や電線の上にオーロラが出てる写真を撮っても非常に残念だ。



思うに、オーロラを見に来たのならば、最低でも夜のオーロラ鑑賞だけは何らかのツアーに申し込んだ方が良い。
他の土地と違って、自分で何か出来るような場所ではない。

到着後それに気づいて申し込んだが、年末のかきいれ時とあってどこも一杯で断られ、最初の2日間は参加出来なかった。
(滞在中の最も強いオーロラは、町から眺めるだけになった。)


参加したツアーは2種類。
75ドルのNorth star Adventure英語ツアーは安いけども、観測地点は山奥の広い場所、休憩場所は無く、寒くなったら車の中で暖を取る程度。Tripadvisorでは非常に好評価のJoeさんが迎えにきてくれるツアー。本当に最低限って感じのツアー。

100ドルのBeck kennelツアーは暖炉のある小屋で暖まる事が出来た。観測してるとどうしても冷えてくるし、カメラのバッテリーも極端に減ってくる。
こっちの方が良かった。



で、検索で最もひっかかる「オーロラビレッジ」。

参加してないのでわからないけど、自前で作った村に日本人大集団を連れて行くツアー。
みんな同じ防寒ジャケットを来た日本人観光客集団が集まってくる。自分のホテルだけで50人くらい。
点呼を取って、スクールバス2台を使って日本人だけで「オーロラビレッジ」に向かって行った。
ここは日中の防寒着も世話してくれるし、食事や空港の送迎、チェックインまで面倒を見てくれている様子。年寄りが多いかと思いきや、若い人も多い。
ネットに最も力をいれ、過去数年のオーロラ記録を毎日リアルタイムで更新している。
オーロラビレッジに参加していない客でもオーロラを「レベル」で語ってるが、全部このサイトの評価。
最も完成された観光客お迎えシステム。

1人1晩120ドルだが、何もわからなければここに申し込んで全部世話してもらうのが結局効率的だと思う。

移動代と航空券とホテルで20万円近く払って、少ない休みを使ってこんな所までくるのだから、ここで数千円程度をケチっても仕方がない。
「オーロラを見に来た」「詳細はよくわからない」のなら、長いものに巻かれた方が特っぽい。

日本人の大集団がイヤという理由なら、他のツアーでも十分。
ただしツアー予約は出発前にしておくべき。当日飛び込みは半ば無理矢理入れてもらった。入れなければ夜空のオーロラを眺めるだけで後悔して帰る事になっただろう。


他にも、ホテルもパッケージにして全て世話をするツアーもある。

http://www.canadaauroranetwork.com/index.php?AuroraPKG

文字通り至れり尽くせりだが、これは少々高すぎる気がする。
検討しているとホテルも取れなくなるので、早めに日程と料金を確認して、「ホテル+オーロラビレッジ」の料金と比較してみればいい。



3.ホテル

IMG_5149_20130114033134.jpg
イエローナイフ全域にホテルやB&Bがある。

ツアーの集合場所でもあるので、ツアーに参加するとどこか指定のホテルに泊まるよう指示されるかもしれない。


検索するとBooking.comやHotels.comばかりが引っかかる。
ここで申し込んで、予約したクレジットカードを持って行ってもOK。
僕は検索結果を見て、宿泊施設が残りわずかだと思い、Booking.comで「Yellowknife INN」というホテルを5泊取った。700カナダドル。

これはきっと高いが、居心地は文句無し。
wi-fiも使えるしツイキャスも出来るし、何でも教えてくれるし、ダウンタウンの真ん中で買い物に困らないし、センターモールに繋がってて外に出なくても食事が出来る。

何より、オーロラを見る以外は引きこもり生活だ。


犬ぞりツアーや市内観光ツアーもあるが、イエローナイフの唯一の観光はオーロラ。

夜に備えて昼間寝て体力温存。居住性は大事よw

同じ検索結果に引っかかった日本人旅行客が大勢宿泊している様子。

B&Bは当然安いし、家族や管理人さんと仲良くなれるが、自分で探さないと行けないし、僕は今回やってないので省略。



どこでもいいから、行く前に必ず宿泊先を確保しておくこと。
昼間でも氷点下25℃。暖かい地域と違って、泊まる場所がなければ死ぬ。
ダウンタウン郊外に便利な観光案内所もあるが、営業時間が短いし、夜は無理。

街に行ってから宿泊先を探すのだけはやめるこった。



4.カメラ

コンパクトデジカメでも撮れるが、出来れば一眼レフカメラが欲しい。

少なくとも覚えておきたい
シャッタースピード…露光時間。シャッターを開いている時間。光を集める時間でもあるので、長く開けば弱い光でも明るく集められる。
長く開くと、途中でものが動いたらブレる。
あまり長く開きすぎると、夜という感じがしなくなる。
動きの速いオーロラなら15秒、動きの遅いオーロラなら30秒と言った感じに。
もっと長く設定したいならバルブ開放(手動)。
手でシャッターを押すとブレるので、リモコンのシャッターボタンを使うか、タイマーセットでシャッターを切る

ISO…写真の感度(明るさ)。低いと暗くなる。
お昼なら最低の100位でOKだが、明かりのないオーロラ撮影は800〜1600が妥当。
それ以上だとパソコンで見たときにノイズが入る。

動きの遅いオーロラならシャッタースピード(露光時間)を30秒、ISOを800に、動きの速いオーロラならシャッタスピードを15秒、ISOを1600に、と言った調整。

F値一番明るく(数字を小さく)。3.5位のレンズが一般的。

ピント…マニュアルフォーカスで。オーロラ取るなら無限遠(∞マーク)
オートフォーカスだと、夜空の焦点が合わず、シャッターが切れない。
フルオートなら大丈夫かも知れないが。

人物を入れるなら、人物との距離を手回しで設定、ファインダーを覗いてピントを確認しよう。
フィギュアを入れるなら・・・難題。ほぼ接写でかつ無限遠の空をボケさせずに入れる。正しい方法があったら教えて欲しい。

コンパクトデジカメなら、夜景モードでシャッタースピードを30秒以上に設定出来ればそれなりに撮れると思う。


三脚…カメラを固定するために必要。通常はシャッタースピード15秒〜30秒なんて使わないが、オーロラ撮影には使うので、この間カメラは絶対に動かさない事が必要。
手で15秒間動かさずに持ち続けられる人間はいない。
地面やテーブルにおいてもいいけど、思うような角度に都度調整するのは難しい。
大きな荷物なので、出来れば持ち歩きたくないが、オーロラ撮影するなら頑張って持って行きたい。(至れり尽くせりのツアー会社が貸してくれないだろうか。)


氷点下30℃以下の非常に寒くて暗い場所に何時間もカメラを構えて待つ。
突然カメラを暖かい小屋に入れると、機器の内部が結露してカメラ自体にダメージになる。−35℃の屋外と15℃の屋内では50℃も温度が違う。
あまり頻繁にカメラを屋内と屋外に移動させない方がいい。

急激な温度差を回避するために、タオルを巻くのも有効かも知れない。
ただ、タオルは凍結防止にはならない。

ケータイで撮ってる人もいたが、何を撮ってるのかよくわからない。

まぁ、写真だけが楽しみじゃないからね。


コンパクトデジカメでも撮れるが、せめて露光時間を調整出来るカメラが欲しい。




5.町の雰囲気

IMG_5187.jpg
面白いくらい何もかも凍り付いてるダウンタウン。



年末、観光客の半分は日本人ではないかと思うほど日本人観光客が多かった。
ダウンタウンの真ん中には日本人が営業してる寿司屋もある。スーパーの店員に「いらっしゃいませ」と言われたりする。

IMG_5177_20130114040449.jpg

もしかして、オーロラを喜ぶアジア人は日本人だけなのか。
年末しか休みが無いのが日本人だけなのか。



日本人向け観光はオーロラビレッジが圧倒的に支配している感じ。


yellowmap2.jpg
ホテルに地図を貰えばオーロラビレッジ作成の地図をくれる。(クリックで拡大)

独自に無料のシャトルバスも走らせている。

ダウンタウンにはスーパーや雑貨屋、ピザ屋、コンビニ、バー等があるが、さほど欲しいものは無い。防寒着もお土産程度のもの。オーロラ鑑賞用の防寒着など見かけなかったし、相当高いものだろう。借り続けた方がいい。

オーロラ観賞用の防寒着とは、ジャケットだけで重さが10kgくらいあるものである。

それが無いととても耐えられない。一般的なファッション防寒では冷気が突き刺してくる。

ダウンタウンから少し郊外に行けばウォルマートなどもあるが、バスかタクシー利用になる。

昼間はする事がない町。何か持って行った方がいい。
犬ぞりツアーや市街観光など、遊んでもいいが、そのために来たわけではないだろう。

雪が時折降るが、これは夏まで解けない火山灰みたいなもの。
雲が出ても月が見える程度の薄い雲のときもある。
天気予報があまり良くなくても、素晴らしいオーロラが見られた。


order2.jpg
あと、ダウンタウン郊外には観光案内所があって、北緯60度到達証明書とイエローナイフピンバッジを3ドルで売ってる。


IMG_5139.jpg
多少ツアーの募集もあって、ここに電話かけたら潜り込めましたw

Rated tripadvisor #1だって。
「ジョー」っておっちゃん。




まとめ

日本人がいっぱい。日本人向け日本語ツアーは飛び込みが難しい。

ホテルとパッケージのツアーと、それ以外のツアーを比べる。

パッケージツアーがツアー会社にメールで相談。ホテルを決める。

ツアーは事前に予約。同じ会社に滞在期間中ずっと参加するのが一般的。

日本から持って行く防寒着はほぼ無力。つま先から凍る。

氷点下20℃以下の町は、突然飛び込んで何か出来る町ではない。

航空券+宿泊+ツアーを予約して、一眼レフと三脚を持って乗り込もう。
分からなかったら、オーロラビレッジにでも聞いた方が話は進む。


あと、僕はオーロラビレッジから金をもらってる訳でもないし、参加すらしてないです。

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とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。

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プロフィール

kelog

Author:kelog
属性:平壌の虹原を歩くリア充

マチュピチュ with あずにゃん

「ガンと闘う日記」
2006年7月6日、大腸ガンの結腸摘出手術を受けました。当時26歳。
進行度はステージ2(0~4の真ん中)で幸い他臓器転移は無し。
リンパ節への転移もなかったけど、リンパ管の一部からガン細胞が発見されたと病理検査所見あり。

2011年7月16日、無事5年が経ち完治。

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kelog中央放送 Ustream


持ってる資格
第一級アマチュア無線技師
総合旅行業務取扱管理者
国内旅行業務取扱管理者
初級システムアドミニストレータ
危険物取扱者乙種4類
無軌条電車運転免許
モールス電信技能認定1級

11syu2.jpg
運転免許証



本籍(暦) 現在「南鳥島」
北海道紗那郡紗那村大字紗那村字シャナ1番地
北海道択捉郡留別村大字内保村字十五夜萠333番地
北海道根室市水晶島ヲワタラウス1番地
北海道根室市志発島湖島ワッカ1番地
北海道根室市多楽島カカマ1番地
北海道根室市勇留島ポントロモイ1番地
北海道根室市秋勇留島ヲダモイ1番地北海道蘂取郡蘂取村大字蘂取村字ヲワタリ7番地
北海道国後郡留夜別村大字留夜別村字ヒロク濱中アカンコロベ1番地
北海道国後郡泊村大字米戸賀村字オタトミ6番地
北海道色丹郡色丹村字シャコタン7番地
島根県隠岐郡隠岐の島町竹島官有無番地
沖縄県石垣市字登野城2392番地
(↑尖閣諸島・魚釣島)
東京都小笠原村硫黄島
東京都小笠原村沖ノ鳥島1番地
東京都小笠原村沖ノ鳥島2番地
東京都小笠原村南鳥島

沖縄県石垣市字登野城2392番地←イマココ!


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