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2007-02-17(Sat)

ツェルマット←→ゴルナーグラート→ヴェネツィア

朝食を食べて朝8時に出るか、朝食を諦めて朝7時前に出るかの選択を迫られました。



せっかくツェルマットまで来たのだから、朝食を諦めて早朝6:50にホテルを出ました。




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営業時間外のお土産屋にはかわいい番犬が!




まだ辺りは真っ暗。ツェルマットバーンホッフ(駅)前にある「ゴルナーグラート行き」の駅から7:10に始発登山列車が発車。



まだうす暗いのに、スキー客がちらほらいます。



進行方向右側の席からは、ようやく出て来た朝日に照らされたマッターホルンの朝焼けが見えました。



列車が進むにつれ、ツェルマットの町(標高1605m)が小さくなっていき、マッターホルンが近づいてきます。



マッターホルンや周囲の山々を眺めていれば、40分の登山列車はあっという間にゴルナーグラート(標高3089m)に到着。



始発なので、スキー客よりも山頂レストラン店員や施設の職員がたくさん乗っていたようです。



結局、観光目的の客は俺一人でした。



普段は人でごったがえしているらしいので、これはラッキー!



駅に降りた瞬間から、雄大なマッターホルンが迎えてくれました。



ここは5年前来られなかった場所。今その場所に立っていると思うと、感動も増してきます。



しかも周りには誰もおらず、いるのは俺一人。



俺さまのための山だぜ!



朝焼けは終わり、暫くは太陽光が周りの山々に遮られて、全体が影になっている状態。



太陽が昇るまで、たった一人でマッターホルンを眺めながら待つことに。



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朝焼けに染まるマッターホルン


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山頂から少しずつ陽が照り出す。


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周囲の山から陽が昇るのを待つ。


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これが氷河! モンテローザから続く氷の塊。


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陽が昇り、空が青く明るくなった。





次の便が到着した8:30頃に明るくなりました。



列車から朝焼けが見えたのはよかったけれど、無理に始発にする必要なかったのかも。



もう一つ、ここゴルナーグラートへ来て初めて「氷河」とは何かはっきりわかりました。



山々の間には光沢から明らかに氷とわかる塊がぎっしり詰まっています。



きっとこの巨大な氷の塊が長い長い年月をかけて重さで下へ流れ、山を削って行くのでしょう。



天気もよく、気温はマイナス二度。



それでも防寒装備は万全。



この時のために、セーターやダウンジャケットなどのヘビー装備をヨーロッパ中引きずって持ってきたのだから。



南仏やスペインなんて、半袖で歩いてる人の中でも俺はダウンジャケットでしたよ。



マッターホルン、モンテローザなど世界に名だたる山々と氷河を1時間以上眺めて、9:07の列車でツェルマットへ戻りました。



こんな時間に山から下りる列車に乗っていたのは俺一人だけ!



マッターホルンを背景に、列車の写真を撮りまくり。



右へカーブなら右へ移動、左なら左へ移動、窓も開くし車両も移動できるしやりたい放題。




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誰もいないゴルナーグラート駅。


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登山列車は急な山道をゆっくりと下ります。


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アプト式のレール。ギアみたいなレールに絡ませて急勾配を進む。


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今度は列車全体に俺一人だけ!
この時間、普通はスキーに昇る時間ですから。


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マッターホルンを眺めながらマターリ。


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列車がマッターホルンに向かう様子。


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途中駅が一番眺めいいんじゃね?


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こんな感じで。


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さらに下って行きます。


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ツェルマットの町が見えてきた。確かに麓町って感じ。






次は、別の角度からマッターホルンを拝むべく、町の南から「スネガ(標高2288m)」行きゴンドラに乗りました。




さすがにこの時間はスキー客で一杯。



山まで690mをたった四分で登ります。



スキー客に混じって一人だけスキーの恰好をしていないオレさまがスキー場に来ましたよ!



さっきのゴルナーグラートよりも細く鋭利に姿を変えたマッターホルン。



周囲にモンテローザなど高い山がなくなって、稜線が見事。




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「スネガ」から見たマッターホルン。





今度は30分くらいで山を下りましたが、マッターホルン目掛けて滑るスキーなんて最高の遊びですね。



ここまで来てスキーやらずに帰るのは確かにアホかも。



ユースで話していた人らもみんなスキー目的。



5週間休みでスキーにきてました。



日本の企業では考えられませんが、欧米ではバカンスに長期休暇は当たり前です。



俺の場合はたくさんの都市を回る旅行にしたから時間がなくなりました。



普通に日本で仕事していたら、一週間程度しか休みとれないし、なかなか普通にスイスへスキーには来れませんよ。




こういう束縛を嫌ってフリーターやニートが多いんじゃないですかね。



確かに、今の束縛の強い日本社会では


「働いたら負け」


だと思う気持ちがわかります。



でも毎年一回でいいから、学校の夏休みのように一ヶ月以上連続したバカンスが取れれば、「働いても負けない」し、フリーターの正規雇用希望も増えるんじゃないかな。



まぁ今はニートなんでどうでもいいです。ネオニート最強。




スキー客とスキー環境に囲まれてスキーがしたくなりました。


スイスでは今は時間も傷害保険もないから出来ないけど、日本に帰ったらスキー行こうかな。





スイスの世界最高のスキー場に来てこんな事考えてるのはオレ位かもね(w)





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ツェルマットの町からみたマッターホルン。


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ホテル客のための馬車。


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こっちはぬいぐるみじゃないですよ。
たれ目のかわいいセントバーナード。




さて、山並みもマッターホルンも満喫して、ツェルマットともお別れです。



11:30発のbrig行き列車にのり、BrigとMilanoで乗り継いでヴェネツィアへ向かいます。




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Brigまではガレの道。氷河特急で来たルートを急行で帰る。


DSC03103.jpg

BrigにwindowsVISTAパソコンの看板が。





そういえば、ミラノ到着でヨーロッパ一周したことになりますね。




ミラノからは「アドリア海の女王」ヴェネツィア行きへお乗り換え。



どこかでお祭りをやってるらしく、悪魔や魔女、ピエロに変装したコスプレチームが何組かいました。



そういえば、フランクフルトでもコスプレチームを見かけた覚えがあります。



カーニバルですかね?



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懐かしのミラノ中央駅に到着。南無妙法蓮・・・




ミラノ中央駅前では熱気球を使って「vodafone祭」をやっていましたけど。




PICT1487.jpg

我を捨てし電話会社がなんかやってます。




ヴェネツィア行きは16:05発19:09着です。意外と近いんですね。



イタリアの列車は時間通り走らないのですけどね。



ヴェネツィア・サンタルチア駅に定刻の21分遅れ19:30に到着です。




これまた憧れの町に着いてまず感想。





人多杉!!




これは予想外!



カーニバルの真っ最中の土曜日で、歩く隙間もないくらい変装した人がいっぱい!



とにかく変装した人の海!



今日予約してあった駅近くのドミトリーまでも、鞄を引きずるスペースすらないくらいです。



やっとの思いで宿についたら、なんと、予約してあったのに部屋が一杯で泊まれないと!



慌てて代わりの宿を探してくれましたが、非常に難しい場所にあって、人込みもあって苦労しました。


そこは同じ目にあった日本人二人と同部屋でした。


この人混みの正体は、町最大の祭、「ヴェネツィアカーニバル」。


ちょうど週末土曜日と重なり、色んな変装グッズも売られていてとても楽しいです。



DSC03127.jpg

カーニバルにものすごい人。前に進めない。


DSC03129.jpg

変装用具を売る露店がたくさん。


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変装用具に変態用具が混じってね?




でも、この後には怖い思いをしました。



ホテルはおばちゃん一人で切り盛りしてて、おばちゃんが寝る9:30に玄関の扉が閉まります。



扉は外からでは開けられませんが、内側からなら開けられます。



そこで同部屋の日本人二人と話し合って「折角だからカーニバル楽しんでくるといいよ」と言ってくれて、夜の11時に扉を内側から開けてもらう約束して、俺一人でカーニバルの町へ出ていったのですが…。



しばらくして、不安になりました。



あの日本人二人が詐欺だったら…



日本人だったのですっかり気を許して荷物は部屋に置きっぱなし。



11時にホテルへ行っても扉を開けてもらえなかったら詐欺だ…。



寝る場所もないし外は寒い。



昔、ヘルシンキであったピンチの様子が思い出されます。



ヴェネティアの運河とカーニバルの人を眺めながら、ドキドキして11時を待ちました。



11時、扉の前にたったけど、内側には誰もいません!



やられた!!



荷物もパスポートも航空券もユーレイルパスも、今夜寝る場所すら失って寒空の下に放り出され、途方にくれる事に。



でも、人が通り掛かって、「ブザー」と言って小さなドアブザーを発見。



押してみると…




おばちゃんが怒りながらも扉開けてくれました!



さて荷物は!?





二人の同部屋の奴らはなんと、寝ていました…。




詐欺じゃなくて助かったけど、そんな大事な約束忘れて寝ないでくれ!!




冷や冷やしました。



町が複雑に入り組んでいるし、今日はもう出られないですが、明日は船に乗ってカーニバルの町巡りしてきます。



DSC03134.jpg

こんなところを通って宿に行けなんて怖すぎです。
つーかわかんね。日本人の女の子に助けられた。


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宿の入り口。固く閉ざされた扉。
上には植木鉢を投げてきそうな窓がある。





今日の出費


ゴルナーグラート往復 64SFr
スネガ往復 22SFr
ミラノ列車予約 8SFr
朝昼食9.4SFr
絵葉書 4.8SFr
オレンジジュース 4.8SFr

絵葉書4ユーロ
宿25ユーロ
夕食15ユーロ
計113SFr、44ユーロ

累計 951ユーロ、682SFr

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プロフィール

kelog

Author:kelog
属性:平壌の虹原を歩くリア充

マチュピチュ with あずにゃん

「ガンと闘う日記」
2006年7月6日、大腸ガンの結腸摘出手術を受けました。当時26歳。
進行度はステージ2(0~4の真ん中)で幸い他臓器転移は無し。
リンパ節への転移もなかったけど、リンパ管の一部からガン細胞が発見されたと病理検査所見あり。

2011年7月16日、無事5年が経ち完治。

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kelog中央放送 Ustream


持ってる資格
第一級アマチュア無線技師
総合旅行業務取扱管理者
国内旅行業務取扱管理者
初級システムアドミニストレータ
危険物取扱者乙種4類
無軌条電車運転免許
モールス電信技能認定1級

11syu2.jpg
運転免許証



本籍(暦) 現在「南鳥島」
北海道紗那郡紗那村大字紗那村字シャナ1番地
北海道択捉郡留別村大字内保村字十五夜萠333番地
北海道根室市水晶島ヲワタラウス1番地
北海道根室市志発島湖島ワッカ1番地
北海道根室市多楽島カカマ1番地
北海道根室市勇留島ポントロモイ1番地
北海道根室市秋勇留島ヲダモイ1番地北海道蘂取郡蘂取村大字蘂取村字ヲワタリ7番地
北海道国後郡留夜別村大字留夜別村字ヒロク濱中アカンコロベ1番地
北海道国後郡泊村大字米戸賀村字オタトミ6番地
北海道色丹郡色丹村字シャコタン7番地
島根県隠岐郡隠岐の島町竹島官有無番地
沖縄県石垣市字登野城2392番地
(↑尖閣諸島・魚釣島)
東京都小笠原村硫黄島
東京都小笠原村沖ノ鳥島1番地
東京都小笠原村沖ノ鳥島2番地
東京都小笠原村南鳥島

沖縄県石垣市字登野城2392番地←イマココ!


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