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2013-07-02(Tue)

裁判員体験者意見交換会

IMG_6060.jpg
裁判員体験者を集めた意見交換会が裁判所で開かれました。


参加希望者の中から抽選で6名、裁判官と検察官と弁護士の法曹三者と、マスコミを目の前にして意見を言う機会なんてまずありません。


ここで「けいおん3期!」と叫べば、何か動くかも知れません。


貴重な機会なので行ってきました。



裁判員はvip扱いで、裁判所の職員も裁判官も列んでお出迎えされます。

よそ者が入るのが怖いのかと思いきや、裁判員は司法を行う「国民様」で、欧米ではこれが当然なのだとか。



最初は新しくなった法廷見学。

IMG_6055.jpg
「速記官」が廃止され、裁判所書記官は今や公判中メカニックの仕事をやってます。


音声認識で即時に記録して、評議室ではビデオで証言をみるのです。



使われていない法廷も多く、行く先々で電気をつけて見学者を入れるのは、某共和国の某展覧館のように素晴らしいもてなしでした。



意見交換会には想像以上に多くの記者、マスコミ、法曹関係者が集まっていて、多くの意見が出てきました。


僕が圧倒的に一人でしゃべりまくってたけどねw




従来は国民の目が入る機会の無かった司法の現場。

家と同じで、お客人が入ってこないとどうしても散らかったままになってしまいます。

お客が入ると、これまで放置していたあらゆる風習が見直され、わかりやすい司法になったと思います。





そして透明化された結果、NHKが。

NHKsaiban2.jpg
http://www3.nhk.or.jp/kanazawa/lnews/3025389301.html?t=1372763194325
会冒頭だけの撮影だったけど、想像以上にドアップw


これなら「眼帯」を装着しておくべきであった。


新聞記者らは最後までいたので、何か記事になるかもね。
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2013-02-25(Mon)

国選弁護人の費用

刑事被告人が弁護士を付ける権利は憲法で保障されています。

「刑事被告人は、いかなる場合にも、資格を有する弁護人を依頼することができる。被告人が自らこれを依頼することができないときは、国でこれを附する。(日本国憲法は第37条3項)」

裁判員裁判の対象は「重大な刑事裁判」なので、公判までにかなり時間を要します。
無罪を争うと、なおさら多くの調査期間が必要になるので、1人の弁護人だけで50~60万円。
今回、弁護人が2人付いて、証言の信ぴょう性を疑うような心理学の学者を呼んだりしているので、相場の足し算ではおよそ150万円くらいかかっています。

では、この金は誰が払うか。

公判では、情状を斟酌するときに被告人の資力について主に検察官が問います。

「あなた、貯金はいくら持ってるの?今すぐどれくらい払えるの?被害者にどうやって謝罪していくつもりなの?」

大きな事件を起こしたのだから、被害者への賠償を続ける必要もあるのと同時に、訴訟費用を負担させられるか判断しなければならないからです。
これで十分に支払う能力があると判断したら、判決文で被告人に払うように命じるのです。

判決主文は
「被告人を、懲役○年○月に処する。
この裁判確定の日から、5年間右刑の執行を猶予する。
(没収するものがあれば品目、拘留機関を参入する場合は日数)
訴訟にかかる費用は被告人負担とする。
という感じ。

被告人にとって執行猶予が付くか否か(刑務所に行くか否か)が最重要ポイントだとは思いますが、訴訟費用も大きな問題なのです。

結論として、公判で払う能力まで判断して、資力があるなら判決で被告人に払わせ、ないなら国が負担することになります。


国選弁護人は「どうせ安い費用しか貰えないからやる気がない」という噂が留置場で流れることもあるそうですが、相応の報酬はきちんと受け取るのでそういうことはほぼないとのことです。
金がある人は自分が信頼を置く私選弁護人を雇うとよいでしょうけど、裁判の結果がひっくり返ることはあまりないでしょう。
「真実は、一つ!」というセリフですw

国選弁護人に対して、「私費を払うから私選弁護人になってくれ」と言う人もいるそうですが、弁護士の職務規定で弁護士からそのように要求することはご法度になっていて、請け負うとまるで自分から要求したように見えるので遠慮・お断りする弁護士が多いという事です。
よほど信頼がおけないと思ったら、別の私選弁護人を雇うことになりますね。
2013-02-24(Sun)

10余年の時を経て...

日本で裁判員制度を導入すべきとしたのは、2001年の司法制度改革審議会の意見書。

僕は当時、この話題について大学で研究していました。
「国民主権の憲法の下、立法と行政は国民参加があるのに、司法に関しては最高裁判所裁判官の国民審査があるのみで、下級審においては全く参加する余地がないのはおかしい」と言う出発点。

「裁判官は司法試験だけ勉強してきて、他の社会を知らない。」
「そもそも裁判官・検察官・弁護士なんて仲間みたいなもん。同期の名前は皆知ってる。」
いろんな話を教授等そっちの世界の人に伺っておりました。

ただ、実際には非常に多くの課題があって、当時は難しいだろうと結論づけてました。

具体的には
①「司法への国民参加まで現憲法は求めていない。」
②「国民に大きな義務を課すことになる。」
③「三審制との整合性をどう考えるか。」
④「裁判所の体制が整う見込みがない。」

などです。

①「司法への国民参加まで現憲法は求めていない」

立法と行政は明確に国会議員と大臣の選任法を憲法に書いてあるのに、司法はそこまで書いていないということだけです。
それどころか、「すべて裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律にのみ拘束される(裁判官の独立・憲法76条3項)」とされているんですね。
裁判官の独立を侵害しては憲法違反です。


②「国民に大きな義務を課すことになる。」

まず、国民を呼び出して裁判に参加させなければいけません。
仕事があっても裁判に集中しないといけない。
公平・公正を期するためには、辞退は簡単に認めるわけにはいかない。
どんな人が辞退できるかを考えるとキリがない話になりました。

次に、刑事事件の裁判ということで、法医学のグロ画像を見ることになる。
殴られたことが死因というためには、頭がい骨陥没の写真を見て間違いないと思うわけです。
性犯罪の被害者に至っては、法廷で誰かに知られることすら苦痛。
事実を明らかにする過程で被告人と被害者の間にある「非常に見たくも見られたくない」事情に向き合う。
事実認定にはこれらを飛ばすわけにはいきません。

また、守秘義務を課すことも国民の負担。
どこまで話してよいか、評議・評決の過程においては家族にすら話してはいけないことになるのではないか。
自身が裁判員であることは、弁護人たちが接するきっかけになるものでもあるし、また被害者・加害者の関係者(ヤクザ等)から狙われる可能性もある。
裁判官はこうした負担・危険を職務として行っているのに対し、国民にそういう負担を強いるのはいかがなものかと。


③「三審制との整合性をどう考えるか。」

裁判員裁判の判決を、控訴審のプロ裁判官だけで破棄差戻しをすると、国民より裁判官が偉いことになるではないか、ということです。
控訴審は最大限原審を尊重することになりそうですが、ちょうど今月そういう事例が出たところです。

やり直し裁判員裁判 差し戻し前上回る無期懲役
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130208/trl13020819430004-n1.htm

裁判員を集めるからには、従来に比べて短い期間で公判を行う必要があるところ、三審制まで機能不全を起こせば、公判開始から一週間で刑罰が確定する可能性もあるのです。
「だから何が悪い?」という事にもなりますが、日本は死刑制度を維持している国。
刑事裁判は慎重に慎重を重ねる必要があるでしょう。


④「裁判所の体制が整う見込みがない。」

業界用語の飛び交う公判に国民がそのまま参加して、わかるはずがないのです。
「無罪推定の原則」「未必の故意」といった言葉を正確に使うのは、プロでないと難しい。
こうした言葉をわかりやすくするのみならず、業界で当然に行われている業務を、誰が見てもわかるレベルまでわかりやすくしなければならない。
病院の電子カルテと同じで、医師のメモ書きで誰も読めなかったカルテを、患者が見るようになると適当なもので済まされるはずがない。
証拠はビデオや写真が基本。
素人にわかりやすい資料を提示できるようなものが求められるところ、当時の裁判所を見ると・・・w

速記官の問題もある。
公判は特殊な速記技術で記録され、業者委託で数日間かけて公判記録になりますが、裁判員裁判を行うとするとそんな時間をかけていられない。少なくとも翌日には記録が整理閲覧できるような体制を作らないといけない。
これに関して最高裁は当時すでに速記官の新規採用を中止していて、全部「音声認識」技術に変えていくことを試みていましたが、これがなかなか優秀なようでそうでないようで・・・。

NHK弁(標準語)は聞き取れるけども、関西弁は無理といった感じ。
さすがに証言台で方言バリバリで話すような証人は少ないかもしれないが、弁護士の中にはあえて方言で迫る人もいるかもしれない。

これについて、実際に参加した裁判員裁判では、想像と逆(検察の方がべらんめぇ口調)になってたので、またいずれ。



多くの問題があったけども、最大の問題は「国民の理解」にありました。
陪審制・参審制を導入している欧米諸国では、小さい頃から公民教育でこういう義務についても教えている。
それを突然輸入したところで、果たしてこれが相応しい司法の在り方であると理解してもらえるか。

身内のことは何とか整えられるとして、「上手く機能するか否かは国民の教育・啓発活動にかかっている」と言った結論ですね。

大正時代は日本でも陪審制を導入していて、特に機能不全等はなかったと(無罪率が8割位だったがw)いうことなので、まぁ何とかなるだろと。


で。


裁判員裁判が開始されるまでの間、自分もいろいろと動きを見ていたのですよ。

開始の日が迫ってくる中で追われていたこと。


more...

2013-02-23(Sat)

裁判員裁判

昨日まで裁判員として裁判に参加してました。

平成24年の裁判員候補者名簿に載っていて、年の瀬も近づいてもう来ないかなと思っていたところに裁判所から大きな封筒が。
「裁判所に来てください」との呼び出し状と、裁判員に関するあれこれの冊子・パンフです。
平成24年12月27日付。裁判所は12月28日まで業務なので、本当にギリギリ。

呼び出し状を送ってから裁判の開始まで6週間以上期間を設けることになってるので、平成24年の裁判員候補者が平成25年の2月中旬の公判に呼ばれることがあるんですね。
2月半ば頃までの期間は、前年の裁判員候補者名簿に載った人が担当してるということです。

呼び出し状をもらったら、最初に「裁判員になる資格があるか」「辞退する事情があるか」の質問状を回答期限内に回答します。

法曹関係者や国家公務員になる資格のない人(前科などで)はそもそも裁判員になれません。
こうした要件チェックがあったので、「裁判員は非常勤の国家公務員」と思ってたのですが、これは勘違いでした。非常勤の国家公務員なら国勢調査員と同じで、辞令を貰うまでは何も始まらないと思ってました。
後日貰える「日当」も公務員報酬ではなく、一日仕事につけなかったことに対する損失補償とのこと。

2月15日(金)午前9時半、くじに当たった24人が裁判所に集められました。
「呼び出し状」に応じなかった人は誰もいなかったようです。
この中から裁判員6人と補充裁判員2人を選びます。
補充裁判員は裁判員が何らかの事情で欠けたとき、裁判員の代わりに裁判に参加する人で、事件によって数人選任することが出来るようです。
まず簡単な「選任手続き」の説明を受けます。
その後、準備ができるまでの間、誰もいない裁判員法廷の見学ツアー。
裁判官・検察官・弁護人席、被告人席、などいろいろと座ってみたり、裁判記録システムを見てみたり。
最高裁判所がNECと独自開発した音声認識システムが導入されています。
http://www.nec.co.jp/techrep/ja/journal/g10/n01/100112.html

見学が終わったらいよいよ選任手続き。
「個別質問を希望する」人は挙手し、特に希望しない人から6人ずつ裁判官・検察官・弁護人の待つ部屋に入り、
「事件当事者の縁故者や関係者など、事件を公正に判断できない人はいませんか」
など、簡単な質問を受けるだけです。
その後、個別質問を希望する人が一人ずつその部屋に入ります。
辞退したい人の希望を聞いているものと思われます。

それがすべて終わってしばらくビデオを見ながら待つと、裁判員に選任された6人の番号が発表されました。
目の前でのくじ引きはないので、職権による配慮があるのでしょう。
裁判官、検察官、弁護人はそれぞれ理由を言わず裁判員候補者を職権で除外することが出来ます。

結果として、個別質問を受けた人は誰も選ばれず、スーツ等のフォーマルな服装をしてた6人が裁判員に選ばれました。


裁判員に選ばれ、宣誓を行って評議室に入り、そこで改めて一般的なごあいさつ。
基本的な裁判の原則(無罪推定の原則など)、守秘義務の説明を聞いた後、法廷に入る練習。
(順番通り並んで入るのですw)

それが終わるとお昼休みで、午後からさっそく公判の開始。
その後は評議室で行われる評議の内容などは秘密になります。


裁判が終わった今は裁判員でも裁判員候補者でも無くなったので、評議・評決の秘密と自分以外の裁判員の個人情報以外に何の守秘義務もなくなったので、体験記でも書いていきます。

saibanin2_20130223170228.jpg
プロフィール

kelog

Author:kelog
属性:平壌の虹原を歩くリア充

マチュピチュ with あずにゃん

「ガンと闘う日記」
2006年7月6日、大腸ガンの結腸摘出手術を受けました。当時26歳。
進行度はステージ2(0~4の真ん中)で幸い他臓器転移は無し。
リンパ節への転移もなかったけど、リンパ管の一部からガン細胞が発見されたと病理検査所見あり。

2011年7月16日、無事5年が経ち完治。

kelog2000 Gメール
kelog2008 youtube
kelog2010 twitter
kelog2012 skype
kelogbook facebook
kelog中央放送 Ustream


持ってる資格
第一級アマチュア無線技師
総合旅行業務取扱管理者
国内旅行業務取扱管理者
初級システムアドミニストレータ
危険物取扱者乙種4類
無軌条電車運転免許
モールス電信技能認定1級

11syu2.jpg
運転免許証



本籍(暦) 現在「南鳥島」
北海道紗那郡紗那村大字紗那村字シャナ1番地
北海道択捉郡留別村大字内保村字十五夜萠333番地
北海道根室市水晶島ヲワタラウス1番地
北海道根室市志発島湖島ワッカ1番地
北海道根室市多楽島カカマ1番地
北海道根室市勇留島ポントロモイ1番地
北海道根室市秋勇留島ヲダモイ1番地北海道蘂取郡蘂取村大字蘂取村字ヲワタリ7番地
北海道国後郡留夜別村大字留夜別村字ヒロク濱中アカンコロベ1番地
北海道国後郡泊村大字米戸賀村字オタトミ6番地
北海道色丹郡色丹村字シャコタン7番地
島根県隠岐郡隠岐の島町竹島官有無番地
沖縄県石垣市字登野城2392番地
(↑尖閣諸島・魚釣島)
東京都小笠原村硫黄島
東京都小笠原村沖ノ鳥島1番地
東京都小笠原村沖ノ鳥島2番地
東京都小笠原村南鳥島

沖縄県石垣市字登野城2392番地←イマココ!


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